こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
以前書いたこの記事で紹介されていた本、一穂ミチさんの『スモールワールズ』を読みました。
mendokusainoyada.hatenablog.com
2022年 本屋大賞ノミネート】
【第165回直木賞候補作】
【第9回静岡書店大賞受賞】
【キノベス!2022 第4位】最終話に仕掛けられた一話目への伏線。
気付いた瞬間、心を揺さぶる、鳥肌モノの衝撃が襲う!!
読売新聞、日経新聞、本の雑誌……各紙書評で絶賛の声続々!
「驚きの完成度!」――瀧井朝世さん(『スモールワールズ』公式HP書評より)
「BL界の鬼才恐るべし」――北上次郎さん(日本経済新聞 5月6日書評より)
夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。
初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。
人知れず手紙を交わしつづける男と女。
向き合うことができなかった父と子。
大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。
誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。
（Amazon商品説明より）
この作品は多くの書店員さんから好評だった作品として紹介されていました。
本当は一穂ミチさん最新作であり、直木賞を受賞した『ツミデミック』を読みたかったのだけど、なんせ自分のものにあまりお金をかけられない性格なので毎回本は図書館で借りるか、古本😅
流石に最新作は図書館にも古本屋さんにも並んでいない事もあって『スモールワールズ』を選んだのです。
『スモールワールズ』は6つの短編で構成されています。
「あの本、読みました？」の番組内ではこの短編の中の2番目、「魔王の帰還」が書店員さんから特に人気だとされていました。
ここまで褒め称えられたものを前にするとちょっと斜に構えちゃう、私（笑）
ホントに〜？？？ƪ(˘⌣˘)ʃナンツッテww
6つの短編、全て読みました。
まずは全体の感想として、設定が斬新で面白い。
読んでいてワクワクするんです。
いや、この表現が設定上正解かどうかは分からないけれどとにかくどんどん先が読みたくなる。
どうしてこういう設定にしたんだろうとか、この視点で見ちゃうんだぁとか。
結局、全て読み終わった私の1番のお気に入りは
書店員さん一推しの『魔王の帰還』でした（笑）
斜に構えて申し訳ございませんでした！！！ww
魔王がねぇ〜、主人公がねぇ〜、女子がねぇ〜素敵なんですよ、ほんと。
他のお話でも、一体なんの会話なんだ？と頭に「？？？」を浮かべながら読んでいると、『あ〜！なるほどね、こういうシチュエーションでこの人目線なんだ！』と気付いたり。
読みながら「これ面白いわ、読んだ方がいいよ、本当に面白いから」と長男に勧めるも、「気が向いたら読むわ〜」と言ったままいまだそこに置きっぱなし。
まぁいいや。
この本は売らずにもう少し本棚に置いておこう。
そして次こそ『ツミデミック』を読んでみよう(о´∀`о)
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