ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

ぬいぐるみが好きな中学生男子の話

 本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

 

 

こんなことを書くと、「恥ずかしい」とか「みっともない」とか「幼すぎる」とか思う方がいるかもしれません。

 

今日はそんな『ぬいぐるみが好きな中学生男子』のお話です。

 

 

 

我が家には中学生の男子が一人、そして4月から高校生になった男子が一人います。

 

 

ベッドのシーツを交換する時に、ものすごく面倒くさいものがある。

ぬいぐるみです。

 

 

長男の方には

BIGな枕代わりのウサギ

大きめの丸いフクロウ

UFOキャッチャーで取った大きなクマのぬいぐるみ

こんな風に大きめのぬいぐるみが3個ベッドの上に鎮座しています。

 

 

次男の方には

コロナ前に行った沖縄で買った亀のぬいぐるみ3種、

UFOキャッチャーで取ってきたポケモン数種、

赤ちゃんの頃に遊んでいたワンワン(NHK)

長男からのお土産

幼い頃に外出先のお店で貰ったそこのキャラクター、などなど

まぁ、1つ1つが小さな細かいぬいぐるみがたくさん転がっています。

 

 

 

どう思われますか?

『大きくなってもまだぬいぐるみが必要なのか』

って思いますか?

 

 

 

 

小中学生の頃、私は母の希望でピアノを習っていました。

教えてくれるのは母の高校時代の同級生。

授業関係なく母とは時々食事に出かけるような友人でした。

 

いくら母の友人に教えてもらっていても、

活発なタイプの私には椅子に座ってピアノを弾くというのが性に合わないのか、

ピアノに面白みを感じることができないでいました(^^;;

 

故に、

全くと言って良いほどに練習をしないので

母の友人である先生に毎週毎週

マジで本気で怒られていました(*´∇`*)笑

(だってつまんないんだものw)

 

 

けれど怒られるのは嫌なんです、私だって。

だからレッスンの前日に急いで練習をしました。

1週間のうち、ピアノを触るのはレッスン日とその前日の2日だけ(^◇^;)

まぁ、上達するはずもないのですが、

「じゃぁ辞めるの?」って言われると素直に「辞めたい」とは言えないのが子供。

 

 

私が中学1年生の頃、

嫌々に練習をする私は良いことを思いつきました💡

自分の周りにぬいぐるみをいくつか並べ、観客にしたのです。

 

 

観客がいるから、ちゃんと聴かせるため丁寧に弾きます

間違えたら、うまく聴かせたい想いで何度も練習します。

 

そんな風に超ご機嫌さんで練習していますと、

ピアノ部屋に物を取りに来た母が一言私に言いました。

 

「人形並べてんの??

ほんと、いつまでも経っても赤ちゃんやね〜」

鼻で笑いながらさっさと部屋を出て行きました。

 

 

(こういうところがあるんです、母って。)

 

 

一瞬にして私の機嫌は爆下がり。

恥ずかしいなんてちっとも考え付かなかった私は、

どうしてそんなことを言われるのか訳がわからない。

ただ、鼻で笑われ、馬鹿にされている感覚は分かります。

 

恥ずかしいのか悔しいのかよく分からない思考で頭に血が上り、一気にどうでもよくなってしまった私は

自分で並べた、さっきまで愛らしい観客としてそこにいてくれたぬいぐるみたちをぶん投げ、

ピアノの練習をやめ、

二度とこんな風にピアノを弾くことはしませんでした。

 

中学生の私は心底傷ついたのです。

 

 

 

 

結婚後、男の子の母になり、様々な本を読む機会がありました。

そこには大体こんなことが書いてありました。

「抱っこ癖なんて気にしなくて良い」

「男の子でもピンクが好きで良い」

「子供は色んなところでイマジナリーを広げている」

など。

 

 

私は、自分が幼い頃に感じていた

「たくさん抱っこして欲しかった」

「女の子はピンクが好きじゃないといけない」

「ぬいぐるみやおもちゃ相手に空想を広げることが楽しかった」

こんな想いが全て肯定されているように感じました。

 

 

 

我が子も幼い頃には幼いなりの遊び方をもちろんしていました。

お出かけする際は、今日は「この子を連れて行って良い?」などと小さなお友達のように接していました。

 

現在の我が家の男子たちは恐らく私のようにぬいぐるみを観客にしたりしていませんw

今ではただの枕でしかないのかもしれませんし、

次男に至っては『UFOキャッチャーが上手い俺アピール』の象徴になりつつあります(笑)

 

 

時々二人のベッドサイドに人型のレゴも置いてあります。

 

眠りに落ちるまで、レゴの人形でも触りながら寝てんのかな、なんて思うことはありますが、

 

「踏んだら痛いから片付けときなさいよ」としか言いませんし、

ましてや、

「いつまでも赤ちゃんだね」なんてことは思いません。

 

 

大人になっても抱き枕で安眠できる人もいれば、決まったタオルを持っていないと眠れないという人もいる。

 

朝起きて、外の厳しい世界で一生懸命頑張ってくるんだから

ぬいぐるみだろうと、タオルだろうと、抱き枕だろうと、

ペットだろうと、音楽だろうと、

なんだって良いじゃないかと思っています。

人にはみんな癒しが必要なんだから。

 

 

きっと、

息子たちが自立し、家を出る時にはこのぬいぐるみたちは置いていかれることでしょう。

 

それまでは、しっかり息子たちに寄り添って、見守ってあげて欲しいなと

「シーツの交換するのにめっちゃ邪魔なんですけど」

なんて思いながら今日もぬいぐるみたちを愛おしく思う母なのです( ´ ▽ ` )

 

 

 

 

 

息子はレゴも好き🧱😁

私もレゴ好き🥰

 

 

 

 

この記事が面白いと思ってくださった方は押していただけますと励みになります!よろしくお願いいたします☺️

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!