ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

優しい兄。意地悪な兄。

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こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

 

 

私には2つ上の兄がいます。

遠く離れて住んでいるので会うことはほとんどありません。

恐らく最後に会ったのは、、8年くらい前。

な気がする😅

 

 

兄が就職した頃、私はまだ高校生。

時々実家に帰って来た時には兄運転で2人でご飯を食べに行ったり、映画に行ったりしたものです。

 

なぜでしょう。

一緒に暮らしている時はあんなに意地悪だったのに、実家を出てからはなんとなく穏やかで、なんとなく優しくなってしまった。

なんとなくむず痒い感じ。

 

 

 

幼い頃の2歳差なんてあってないようなもの。

けれど子供達からすると大きな差がそこにはあるんです。

 

例えば、

幼い頃に住んでいた場所は周りに同年代の子が数人いたものの男の子ばかりでした。

女の子はみんな結構な年上。

一番近い年の子でも4歳離れていたので、どちらかといえば2歳差の兄の同級生や私の同級生の男の子たちと遊ぶことが多かったんです。

 

 

そうなるとね、結局女の私が厄介者扱いされるんですよね。

ゲームは下手だし、運動も男の子たちには勝てないし。

 

けれど母から「妹も連れてってあげなさい」と言われる兄は渋々遊びに私を連れてくわけです。

 

最終的には私のことをうざったく思う兄が私を泣かせて、私が母に泣きつく。

そして兄は怒られる(^◇^;)

大体こんな流れで1日が終わっていきます。

 

 

自宅では野球部だった兄と部屋の中でピンポン玉を使ってキャッチボールをさせられます。

それどころか、滑り込みの練習までさせられ、そんな事に付き合っていた私は女子の中ではなかなかの運動神経の持ち主に育ったものです。

 

 

部屋での滑り込み練習はこんな感じ。

 

部屋の隅で兄がピンポン玉を高めに持って立つ。

私はその反対側から兄が落とすピンポン玉を滑り込んでキャッチ。

畳で足を火傷する。

 

こんな感じw

 

 

 

またある時は、外でのキャッチボール。

兄自身はキャッチャーでもピッチャーでもないくせに私にピッチャー練習をさせます

「最後までキャッチャーミットを見ろ」とか、「肘の動きはこうだ」とか。

 

おかげで子供とのキャッチボールに役立ってますw

 

 

 

家の中でファミコンをすれば、下手な私には触らせてくれない。

あまりに拒否ると母に怒られることを知っているので、「もう少しやったらやらせてやる」って言うんです。

で、やっと声がかかった、と思ったら

「片付けとけよ」ってそそくさとどっかへ行ってしまう。

幼い私はひとりで片付けをする羽目になるわけですね。

 

 

それでも、祖母に頼まれたおつかいに二人で出かけたり、一人では心細くて行けない駄菓子屋さんに自転車で連れて行ってくれたり、

近所にできたあの頃まだ珍しいセブンイレブン「一緒に行ってみよう」と誘ってくれたり、今思うと案外仲は良かったのかも。

 

 

けれど毎週兄が買う少年ジャンプだけは納得がいかなかった。

 

初めは祖母が買ってくれてたんです。

兄が「買ってきといて」って頼むから。

けれど毎週のことなので祖母も兄にお金を払うよう言います。

すると、

「お前も読んでるんだから半分払え」と私に言うんです。

 

私は祖母が買ってきたジャンプがそこにあるから読んでるだけで、

どうしても読みたいわけでもないし、

無ければないで問題ないんだから払いたくない。

ということを何度も伝えました。

けれども納得しない兄と大喧嘩に発展。

(いつものことですけどね。)

 

祖母にうるさいと叱られるまで喧嘩は続きました٩( 'ω' )و

 

結局「お金を払わないなら読ませない」と言う兄に対し、

私も「いいよ、そんなもん興味ないし」ということでこの話は終わったのですが、この兄の主張は今でも納得いきません。

 

ま、隠れて読んでましたけどw

 

 

 

兄も中学生ともなると体は大きく、声も主張もでかくなり、

反抗期でイライラしてるし正直ちょっと怖いと思うこともありました。

でもとっても純粋な兄でした。

 

 

突然言うんです。

「美味しい寿司を作ってやる」と。

そう言いながら兄は私に作り方を伝授してきました。

 

1、味付けのりを1枚お皿にのせる。

2、茶碗のご飯を一口程度のせる。

3、梅干しの果肉を3分の1程度箸でとり、2にのせる。

4、海苔を巻く。

5、醤油につける。

6、食べる。

 

「ほら、めっちゃうまいだろ!?」

って。

 

 

は???これだけ??って思った私は言いました。

 

 

 

「ほんとだ!!すごく美味しい!!!」

 

なんて兄想いなんでしょうw

 

 

他にもこんなエピソードも(笑)

mendokusainoyada.hatenablog.com

 

 

 

 

私が中学生になると初めての彼氏ができました。

粘土遊びが好きな兄(笑)が、その日も粘土で何か作りながら私に聞いてきました。

「お前、〇〇っていう人と付き合ってるんやろ。」と。

 

私は「うん」とだけ答えます。

すると粘土をこねていた兄がみるみる真っ赤になり、

「兄ちゃんの方が恥ずかしいやないか」と、なぜか一人で恥ずかしがっている。

そんなウブな兄なんですww

ちなみに結婚前の夫との会食でも兄は顔を真っ赤にしてニヤニヤと恥ずかしがってました(笑)

 

そういえば、何度か恋愛相談を受けたこともありましたねww

内容は兄の威厳に関わるので内緒にしておきましょう♪(´ε` )

あ、今は結婚して立派なお家も建てて、子供たちもいますよ🏠

 

 

こんなヘンテコな兄ですが、

やる時はやる。

 

 

驚くほどにシャンとする。

普段は私以上にだらしなくて、頼りにならないへなちょこ君ですが、いざとなったら頼もしいんですよね。

身長も180cmありますからね。

運動もしていましたしシャキッとするだけでそれなりに見えます。

 

 

現在、実家のことで色々と悩める毎日。

私に比べるとまだ兄の方が実家に近いので、帰省の数も多いのですが、本当に助かっています。

物理的なことも精神的なことも。

全てにおいて私を守ろうとしてくれているのがヒシヒシと伝わってきます。

ありがたい。

 

 

 

 

私たちが子供の頃、普段お酒を飲まない祖父が地域の会合でものすごく酔っ払って帰ったことがあります。

帰ってきた早々に

『プシュ〜。プシュ〜。』と変なイビキをかいて眠ってしまいました。

 

珍しいなと見ていると、

布団の中でプシュ〜プシュ〜と音を発していた祖父が急に話し始めました。

「〇〇(私)も⬜︎⬜︎(兄)も、兄弟二人しかおらんのやからのぉ〜、

いつまでも仲良くせんといかんよ〜。

プシュ〜プシュ〜。」

 

兄と私は顔を見合わせ笑ってしまいましたが、あの言葉はいつまでも心に残っています☺️

 

その時の私たちは心配のあまり、

『やばい!じいちゃん死ぬかもしれん!!今日は一晩じいちゃんを見張っておこう!』と取り決めたのでしたw

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!