こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
さて、本日は私の趣味でもある映画のご紹介をしてみようと思います。
初めてのレビューなので上手にお伝えできるかわかりませんが、思うがままにまずは書いてみたいと思います。
まず、映画を観る上で私が大事にしているのは「気分」。
その日の気分で映画を選べるのって映画のサブスクの絶対的メリットだと思っています。
子供が幼い頃は、まだそんなに多くのサブスクはなくて、ここまで充実もしていませんでした。
ですから、どうしても映画館で観たいものがあれば、用事を済ませて子供を幼稚園に送って、朝イチで映画館へダッシュ。
または、子供がレンタルするDVDの間に1枚だけ自分が観たいものを追加してレンタル。
私はどんなにつまらない映画だったとしても基本一人で静かに集中しながら観たいタイプなので、みんなが寝静まった22時頃、または昼間誰もいない時間帯に観ます。
だから「昼の映画・夜の映画」。
お昼に見たい映画と、夜に観たい映画って違いますからね。
ということで、本日は夜の映画。
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ドラゴン・タトゥーの女はスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの推理小説「ミレニアム」を原作とした映画です。
元々この小説は3部作あり、スウェーデンで映画化されています。
簡単なあらすじ
記者ミカエルは大物実業家のスクープを発表したものの名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴。
全財産を失ったミカエルに、別の大物実業家ヘンリックから40年前に行方不明になった16歳の少女についての謎を解明して欲しいとの依頼を受ける。少女は一族の誰かに殺されたという。
ミカエルは、彼に興味を持つフリーの天才女ハッカーであるリスベットとともに捜査を進め、すべての謎と事件を解決してく。
3部作を通じてリスベットの生い立ちやミカエルとの関係性も徐々に深く描かれていく。
ミレニアムシリーズ
2009年2月27日に公開。監督はニールス・アルデン・オプレヴ。
全世界で1億ドル以上を稼ぐヒット作で、英国アカデミー賞非英語作品賞を受賞。
2009年9月18日に公開。監督はダニエル・アルフレッドソン。
当初、ミレニアム2と3はテレビドラマ化のみの予定であったが、ミレニアム1の成功により、映画用に編集した上で、テレビドラマに先行して2は2009年9月に、3は同年11月に劇場公開された。
3部作とも主演はミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス
そして、①のスウェーデンで製作された「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」をハリウッド版としてリメイクし、2011年に公開されたものがこの「ドラゴン・タトゥーの女」です。
監督は「セブン」や「ベンジャミンバトンの数奇な人生」などで知られるデヴィッド・フィンチャー。
さらにこの後に続編として「蜘蛛の巣を払う女」が2018年に公開されています。
原作はダヴィド・ラーゲルクランツによる外典三部作のうちの一つ、「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」。
監督はドントブリーズで知られるフェデ・アルバレス。
ハリウッド版監督であったデヴィット・フィンチャー監督は製作総指揮として関わっているようです。
ミレニアムシリーズを観る順番
1、ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(前編・後編)
Amazonプライムビデオレビュー ⭐︎4~4.5
2、ミレニアム 火と戯れる女(前編・後編)
Amazonプライムビデオレビュー ⭐︎4~4.5
3、ミレニアム 眠れる女と狂卓の騎士(前編・後編)
Amazonプライムビデオレビュー ⭐︎4~4.5
4、ドラゴン・タトゥーの女 Amazonプライムビデオレビュー ⭐︎4~4.5
5、蜘蛛の巣を払う女 Amazonプライムビデオレビュー ⭐︎4
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こういう順番で観ていくと話の流れが理解しやすいかと思います。
1の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」とハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」は話の内容はほぼ同じです。
それぞれのキャストも結構似ています。特にマルティンが似ています、かなり。
ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」
私はまずハリウッド版のドラゴン・タトゥーの女を先に観ていました。
理由はキャストが好きだったから。
ミカエル役のダニエル・クレイグがかっこいい。
リスベット役のルーニー・マーラが可愛い。
話の内容自体は大変面白かったです。
リスベットの悲しい目と静かではあっても内に秘める強さを感じました。
時折子供のようにミカエルに甘える彼女はゴテゴテのピアスで顔を覆っていても、いつしかとっても可愛らしい少女に見えてきました。
甘えると言っても分かりやすく甘えているわけではないんです。
不安定で気まぐれで、それでいて数少ない信頼できる人間にしか見せない表情や感情を彼女からは感じました。
スウェーデン版との違い
スウェーデン版の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」は前編・後編に分かれているだけあって話の設定が細かく描かれています。
原作を読んでいないので原作とは比較できませんが、例えば事件解決後のリスベットの行動。ミカエルを廃業に追い込んだ大物実業家の裏の情報や金融資産をどう扱ったか、という部分やリスベットがどこまでミカエルに協力し、どんな危険に冒されたかなど少しずつハリウッド版と異なっている部分があります。
特に一番最後のシーンはスウェーデン版とは異なり、ハリウッド版はこの後に続編として続かない、この映画1本で一応完結するような編集かな、と思いました。
個人的にはハリウッド版の終わり方の方が胸がキュッと締め付けられるようで好みでした。
スウェーデン版の良さ
今回私はキャストが好みという理由でハリウッド版を鑑賞しましたが、大変面白かったので
続けてスウェーデン版3部作も観ました。
この方、そんなに私の好みではありませんでした。
しかし、以前観たいくつかの映画にて既に知っておりました。
好みではないというのはそれらの映画を観るまでの話。
ハリウッド版より先にノオミ・パレスが主演だということを知っていたらキャストでハリウッド版を選ぶより先にこちらを観ていたと思うくらい好きです。
お顔は確かに好みではないですけれど、女優さんとしては大変魅力的です。
この女優さん主演では「セブン・シスターズ」が特に好きですね。
ミカエル役はダニエル・クレイグの方が好みでした笑
二人のリスベット
先にハリウッド版を見てしまっているので、ルーニー・マーラでのイメージが付きすぎている事を懸念していたのですが、全く問題ありませんでした。
というか、多分ルーニー・マーラの方がノオミ・パレスの演技に似せてきているのかな、というくらい両作のリスベットが同じ。
歩き方、俯き方、仕草、儚さ、強さ、全てにおいて二人ともがリスベットでした。
鑑賞する順番を書いては見たものの、この両作は連続で観て話の理解を深めつつ、異なるキャストで見比べるという楽しみ方も良いかもしれません。
いかがでしょうか?
おすすめの「夜の映画」でした☺️
こちらの映画は目を塞ぎたくなるような残虐なシーンやセンシティブな内容があります。
ご注意いただきながら鑑賞をお願いします。