ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

社会人の「遅刻」について考える

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こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

 

何度かブログにも書いておりますが、私は以前看護師として働いていました。

 

 

私の高校は大変厳しく、嫌と言うほどに「5分前行動」を徹底されてきました。

そんな私は社会人として一人暮らしをするようになってからも

プライベートでの遅刻はあっても

(あるんかいっ!!w)

仕事での遅刻はほぼありません。

(「ほぼ」の部分は後述します)

 

仕事上の遅刻が本当に嫌いなので職場は大体1〜2番乗り

 

 

 

あれはクリニックで働いていた時のこと。

クリニック2年目(看護師5年目)の時に初めて後輩を指導することになりました。

大体の看護師は大きめの病院でまず働き、そこを辞めた後にクリニックに来ることが多いので、

後輩として私が指導にあたったのは一通り看護師としての経験をしてきた人です。

看護師4年目、私より看護師としては1年分下だけど年齢は1つ年上の方でした。

 

 

正直、教えることと言っても基本的な手技は知っているので、

書類仕事やクリニックの流れ、ルール、そして健診仕事が初めてのためそれらの手技を教える程度。

あとは内視鏡検査の経験がないので(私もありませんでしたが同じクリニックで学びました)その検査の流れや介助方法を一緒にやって教えるのみ。

 

こんな感じなので、大きな病院とは違ってすぐに生き死にに直結するようなことは起こらないので毎日ピリピリしているようなこともありません。

 

 

ただ、ずっと気になっていることがありました。

 

 

動きが遅い。

 

 

いいんですよ、別に。

急いでいない時は特段気になりませんし、手技の速さを求めているわけではないんです。

 

 

ただ、ちょっと混んでいる時、ちょっと忙しい時に、

ちょっとでいいから歩くスピードを早めてほしい(^◇^;)

言い方が悪いかもしれませんが、

早く患者さんを捌かないと外来が回らない。

検査の待ち時間が長すぎて、どんどん順番が押す。

結果患者さんに大きな迷惑をかけてしまう。

だから、もうちょっと早く歩いて?

なんならエレベーター待ってないで階段駆け降りて?

ってずっと言いたかった。

言ってませんけど😅

 

 

で、この後輩(年齢は上)さん、

毎日必ず5分遅刻してくる。

 

直属の指導者である私は主任さんに言われました。

「遅刻しないように注意しておいてね」と。

 

 

注意しました。

それでも次の日彼女は遅刻してきました。

 

着替え終わり、就業時間前に病院の入り口に入る私に気付きながら

クリニックとは棟の違う更衣室へとゆったりのんびり歩いて入っていきました。

そして5分遅刻。

毎日毎日です。

 

 

主任さんには事実を伝えました。

それ以上は何もしてません。

もういい大人ですからね。

私は注意しましたし、分かっててできないのは彼女です。

 

 

 

 

そして、クリニックを辞めたあと私は派遣看護師として働き始めました。

結婚後、田舎に戻るまでのつなぎでしたので

固定の仕事よりも、スケジュール的に出られる時に出る形が合っていたからです。

 

 

派遣は主に健診業務が多くて、

都内の健診会社から派遣会社に依頼があり、派遣会社を経由して私がそこへ出向く

健診は大抵が現地の会社(Canon日本ハムなどの大手の会社、テレビ局などなど)に出向いて行われる。

そんな形式の仕事でした。

 

 

日によって現場は変わります。

私は都内に住んでいましたが、立川の日もあれば、船橋の日もあり、

国際展示場付近やお台場での仕事もあります。

 

 

こんな風にいちいちバラバラの現場なのでスマホなんてまだ普及していないあの頃は、

前日にPCで最寄駅の構内図と電車の乗り換え案内を見比べ

集合場所に近い出口を探し、

今のようにGoogleアースで確認することもできない状況で地図を見て、初めて行く場所の集合場所の検討をつけておく。

遅刻しないように、道に迷っても対応できるように

初めての場所は必ず30分〜40分は早く集合地点またはその最寄駅に着くようにしていました。

 

 

ある冬の日、東京に雪が降りました

都内は雪が降るとすぐに交通が麻痺しますよね。

今のように計画運休などもありませんでした。

 

 

私は8:00の集合に遅刻しないように5時台の始発電車で現場に向かいました

その日の健診会場は誰もが知るような大手の会社です。

 

少し電車は遅れたものの無事に集合場所へ到着。

健診には看護師、検査技師、健診会社の社員さんの他にレントゲン車も来ます。

 

誰も遅刻することなく、無事にレントゲン車も到着。

準備を整え、健診スタートまでスタンバイ。

 

 

けれど、開始時間になっても片手で足りるほどの社員さんしか健診を受けにきません

時間はどんどん過ぎていきます。

とうとうその日の健診には10人も来ない結果になりました。

 

なぜか。

 

雪で会社の社員さんがみんな遅刻しているから。

 

 

 

なんでやねんっ!!!(°▽°)

(会社に健診の人間が来れて、社員さんが来れない不思議)

 

 

 

っていう思い出。

 

 

 

 

最後に、

これまた健診でのお話。

先ほどの「ほぼ」の部分のお話です。

 

 

私が参加していた健診を扱う健診会社さんには

健診会社の社員さんであり、ベテラン看護師でもある女性(50代)がいらっしゃいました。

 

 

服を買いに行くために、コートの下はパジャマでデパートに出かける。

「だって洋服買いに来てるんだから、試着するし楽じゃない」

そんな風に言えちゃうユーモアがあり、楽しく、そして厳しく怖い社員さん。

 

 

その方と初めて出会った日のことです。

 

 

その日は国際展示場駅付近の会社が現場でした。

ビルの名前は忘れましたが、

キラキラとした大きな大きなビルの中にその会社はあります。

 

 

事前に派遣会社から集合場所は『ビルの玄関前』と聞いていました。

集合時間は8:00。

健診開始は8:30。

私は普段通り下調べをして、

初めての場所でしたので集合の40分前にはそのビルに到着

ビル玄関の自動ドアの前は大きめの広場になっていましたのでそこで待機。

 

この時点で朝の7時20分頃でしたのでビルの周りには誰もいません

 

 

 

 

時間は7:45。

待てど暮らせど誰も来ない。

本当に誰もいないんです。

全然人がいない。

サラリーマンもいない。

不安になってきました。

 

 

辺りをぐるっと見て回ってもビルの周りには誰もいない。

7:50。

広場に健診のレントゲン車がやってきました。

 

普段話すことはないのですが、不安すぎてレントゲン技師の男性に声を掛けてみました。

「健診場所はこちらですよね?他の皆さんがどこで待ってらっしゃるか分かりますか?」と。

 

 

「さぁ?知らない」

 

それだけ。

 

 

 

え、連絡とってほしい、、

そんな風に思っちゃった私はわがままでしょうか(^◇^;)

 

 

けれどこの時間、健診会社も開いてなければ、派遣会社もまだ開いてないので私は誰にも連絡の取りようがないのです。

 

 

とうとう集合時間が過ぎました。

開始予定の8:30を過ぎた頃、派遣会社の担当さんにやっと連絡がつきました。

 

しばらくすると折り返し連絡が。

「もうみんな中に入って健診を始めている」とのこと。

 

 

私パニック。

なんで!?って感じ。

 

続いて言われたのは、

「ビルの中に入って中で待っていてください。IDカードがないと入れないので健診担当が迎えにいきます」とのこと。

 

 

?????

 

 

ビルの中に入る??

 

 

そう、ビルの玄関とは、自動ドアを入ったIDカードを通すゲートの前、ということだったのです。

なぜ、みんなビルの前を通らなかったのか。

なぜ、ビルの前に人がいなかったのか。

なぜ、ビルのゲート前に集まる人に私は気付けなかったのか。

 

なぜなら

駅直結のため一度も外に出ることなくビルのそのゲート前に行ける構造になっていたから。

 

 

 

知るか〜っ!!!( ;∀;)

 

 

 

ビルの中に入ると、なんと私だけでなくもう一人待ち合わせ場所がわからずに合流し損ねた方がいらっしゃいました。

 

 

迎えにきたのは、あの看護師。

怖くて有名なベテラン看護師。

 

 

めっちゃ怒ってる。

遅刻なんてありえない、と。

めちゃくちゃ怒ってる。

まじで怖い。

 

 

でも私、納得がいかない。

素直に受け入れられない。

 

でも謝りましたよ。

社会人ですから。

言い訳せずに、ただきちんと謝りました。

「いいから、早くやって!!早く着替えて始めて!!」

とめちゃくちゃキレながら指示される私たち。

私はとにかく急ぐべく、服を脱がずにズボンの裾をたくし上げ、

洋服の上からユニフォームを着用。

 

 

私の持ち場は採血

めっちゃ怒ってるベテラン看護師とペア。

その日は午前午後合わせて合計1000人以上の受診者予定

ちょっとの遅れが多大な迷惑になってしまう人数。

ベテラン看護師は怒るのも当然。

 

 

正直、私も悪いです。

けれども初めての場所でしたし、よくわからなかったのも事実です。

そして、レントゲン技師さんにも聞いたし、

なんなら誰よりも早く40分前にはいたんです。

 

 

でも遅刻は遅刻。

怒られた、遅刻した、怒られた、遅刻した、

そんな色んなモヤモヤでいっぱいになった私は

悔しさのあまり

 

 

絶対にこのベテラン看護師に認めさせたい!!

と思ってしまいました(^◇^;)

若いですね。。

 

 

 

受診者が座る。

本人に名前を確認。

採血の容器のラベルを本人と確認。

採血で具合が悪くなった経験はないか確認。

アルコール消毒のアレルギーを確認。

駆血帯をし、採血。

駆血帯を外し、テープを貼る。

血が完全に止まるまで、5分間は自分で押さえるように説明。

 

これが採血コーナーの一連の流れ。

 

 

 

私、採血上手いんです(笑)

失敗はほぼしたことありません。

めちゃくちゃ頑張りました。

あっという間にベテラン看護師の人数を追い抜きました

 

 

昼休憩。

「あなた、すごいわね。」とベテラン看護師。

 

 

大満足✨

 

 

チャンスだと思い、朝のことを全て説明しました。

先ほどは申し訳ありませんでした、と謝罪した上で説明(言い訳w)

7:20には到着していたが、誰も見当たらずレントゲン技師さんにも聞いたこと。

健診会社にも派遣会社にも連絡できなかったこと。

「ビルの玄関」と言われたのでまさかビルに入って良いとは思っていなかったこと。

その上でしっかり謝罪しました。

 

 

そこから私の評価は爆あがり。

だからこそ、この怖いベテラン看護師のユーモアたっぷりの面を知っているのです。

 

 

 

仕事の遅刻はこの1回のみ。

 

 

私は遅刻が大嫌いです(仕事のね😅)

 

 

子供達にも伝えています。

「5分前行動だよ。どうしても遅れそうな時は必ず連絡を入れないといけないよ」

 

 

度重なる遅刻は信用を失くします。

失くした信用を取り戻すのはとっても難しい。

事実、クリニックの私の後輩は信用を持たれていませんでした。

いくら仕事がこなせても「遅刻を繰り返す」人は信用できない。

自分に甘いから。

だからいざという時に仕事を任せられない。

そんな風に私は思います。

 

 

 

そういえば、

中学生の頃、部活の試合に遅れてきた同級生が遅刻の言い訳していたな。

「すみませんっ!!前の信号が全然青にならなくて!!」

と30分遅刻してきて笑いました(°▽°)

 

 

 

 

 

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