こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
今週のお題「10年前の自分」について書いてみようと思います。
(書きたいことはたくさんあるのに時間と労力が必要なのでやる気が出るまでのらりくらりしています笑)
10年前といえば長男が小学校1年生、次男が年中さんです。
可愛かったなぁ〜!!!(о´∀`о)
どうしてでしょうか。
あの頃も
「子供が子供でいてくれるのは一瞬だ。
だからしっかり子供との時間を過ごしていこう」と思っていたのに、
早く寝てくれないかな。
いつ自分で寝てくれるんだろう。
車も1人で乗れたら楽なのにな。
外遊びも付いていかなくても良いなら楽なのにな。
そんなことを考えていたこともしばしば。
今、あの頃の写真や動画を見直して、
あ〜何でもかんでも私の手を煩わせていたあの頃に戻りたいなぁなんてとっても勝手なことを考えてしまいます😅
子供の10年は大きい。
けれど大人の10年はどうでしょうか?
私たち夫婦は出会って約20年。
あっという間だったけれど、いろいろな事がありました。
成長しているかと言われると、もしかしたら成長ではなく良い意味での諦めとか、
理解とか、コツとか、そういう事が大半かもしれません。
大して変わらない日常を毎日繰り返すだけでもそんなふうに人は変わっていくんだな、とも思えます。
そして、ここ最近常々考えること。
母のことです。
私の母はものすごく心配性。
私が子供の頃からあれどうしよう、これどうしよう。
あーなったらどうしよう、こうなったらどうしよう、と
見えない未来のことまで不安がります。
それなら不安が少しでも減るように努力すれば良いのだけれど、
それができないのも母。
以前実家で色々合った頃に私はオンラインカウンセリングを受けました。
mendokusainoyada.hatenablog.com
この後、
一度母に言った事があるんです。
「心配心配って言ってるけど、これまでそれが実現してどうしようもなくなったことはあったか?」と。
「無い」と答える母に
「母さんはそういう星のもとで生まれてきたんだと思えば良い。
人生何にも良いことがないと言うけれど、ばあちゃんやじいちゃんだってここまで長生きしてくれた。私も兄ちゃんも健康で元気で家族も持っている。
それ以上に何を望むのか。
これまでのこと全てどうにかなってきたことでしょ。
それを信じて、今自分ができることだけを一生懸命にすれば良い」と私は伝えました。
そこから約1年。
実家の雰囲気が大きく変わりました。
あのカウンセリングきっかけに実家にケアマネさんなどが入ってくださったことも大きいのですが、
それまで何となく自分たちは対象とならないのではないか、と思っていた色々な福祉のお陰で大体のことがうまく回っていると母は言うのです。
「あの時私が動いてくれてよかった。
あんなに毎日不安で仕方がなかった日々がこれはあの人に相談しよう、という気持ちになれる。」
とのこと。
そして、2週間に1回程度ではありますが母自身の訪問看護師さんと会話をすることで、それまでは不安事全てを私に訴えてきていたのが一切無くなりました。
びっくりするほど変わったのです。
もちろん今は気持ちが落ちてるんだろうな、という時はあります。
私も分かります。
だけどそういう時には母は連絡をしてきません。
私が傷つき、ストレスを抱えることをやっと理解してくれたからです。
その代わり、看護師さんが来たらこれを話そう、これを相談しよう、と前向きに踏ん張れるのだそうです。
大人の1年も大きかった。
私はそう思っています。
母は母なりにまだまだ終わりのない努力の中にいます。
連絡がなくても私には母の状態が分かります。
でも電話をしてきた際は明るい声で。それができない時には連絡をしない。
そんな風に努力する母の姿は今まで一度も見た事の無かった事なんです。
70歳近い母ですが、まだまだ私たち子供のために成長してくれていてありがたく思います。
1年どころか1日で人って何かが大きく変わる。
そう感じる近頃なのでした☺️
最後までお読みいただきありがとうございました!