今日は新幹線の中で書いてます(^^)
先日、スーパーに買い物に行った時のこと。
見かけたのは
高齢で腰の曲がったお母さんと、その息子であろう60代ほどに見える男性。
カートのカゴの中に商品を入れていく母を後ろから見守り、
レジを終えてカゴから袋に商品を詰める母を横で見守り、
詰め終わったレジ袋を持って、カゴとカートを戻す母を後ろから見守る。
・・・何しに来たん???(╹◡╹)
荷物持ってあげなさいよ。
って思いました。
祖父母と暮らしていた私は、事あるごとに子供の頃から「祖母の荷物を持ってあげて」と母から言われていました。
小学校の頃はまだ祖母の方が身長も高く元気そうに見えていたので
えー面倒くさい。
なんて思うこともあったのですが、
今になって思うことは
こういう事が習慣化するか、当たり前な行動になるか、が大切だったんだなと思います。
例えば、夫は家族4人で出かけると
バッグ以外の荷物を必ず持ってくれます。
そして、子供にも持たせる。
「ママに持たせるな。」と言って。
食事に行けば、最後の一口を必ずまず私に欲しいかどうか確認する。
「ママ食べて良いよ」と。
私が断ったのを確認してから息子達に食べるかどうか聞く。
要は基本的に全てにおいて私優先なんです。
また、
夫と2人で道を歩く時は必ず車道側を夫が歩く。
わざわざ私を移動させて自分が車道側に行きます。
そして私は子供と歩く時、自分が車道側に行きます。
わざわざ子供を移動させて。
お店に入る時は夫がドアを開けて先に私を通す。
こういう事をしているとどうなるか。
息子が荷物を持ってくれる。
家族といる時はサボりがちな長男も、私と自分しかいない時は必ず持ってくれる。
次男なんて一緒に買い物に行けばまるで夫のようにカートを押し、私がカゴに入れていく商品を綺麗に並べて入れ直す(笑)
もちろん荷物は持ってくれるし、
そして玄関のドアを開けて先に入れてくれる。
きっと面倒な時もあると思います。
自分が疲れていたり、重たい荷物を持ちたくない日だってあるはず。
けれど、こういう事を自然に(自分の中では面倒だと思っていても)出来るのは、普段から行動で見せている夫のおかげ。
よく覚えているのは、
私自身が保育園に通っていた時、
外へお散歩や遠足に行くとなると
必ず年長さんが年中さんや年少さんの自分より下の子と手を繋ぎ、
年長さんが車道側を歩く並びにさせられました。
そして、先生からは
「上のお姉さんお兄さんが下の子が危なくないように守るんだよ」と言われていました。
これ、今思うととっても良い教育だったなって思うんです。
時々お父さん1人が小さな子を連れて歩くのを見るとハラハラする事があります。
車のバンバン通る車道側に子供を歩かせるから。子供っていつどんか動きするか分からないから怖いのに。
他にもお父さんと子供達が自転車でサイクリングしてもお父さん先に進んじゃって、なんなら横断歩道も先に渡っちゃって後ろの子供達のこと気にもしてない。
なんというか、
「人を気遣う心」
「気付く」こと、
こういう事って知らないと気付けない。
自分が気付かない限り気付けない。
だから子供の頃から自然と目につく行動として、気付けるタイミングを与え、気遣う行動も当たり前な事だと認識する日常って大事だなって思うのです。
出来ないよりはできた方が良い。
そして、当たり前に普通の事として出来てくれると更に嬉しい。
そんな息子達になって欲しいな☺️
色んなことが不器用だったとしても、その人を想えばこそ出る行動って案外女子の心をキュンとさせちゃうこともありますしね❤︎(o^^o)
冒頭のおじさんも、
お母さんのために車を運転してきてくれたのかもしれません。
けど、もうちょこっと手を差し伸べる気遣いを持ってあげられたらお母さん嬉しいだろうなと余計なお世話な事を考えてしまうのです(^◇^;)