ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

子供の「得意」を知る、それを「活かす」。それができていたのかできなかったのか私にはまだ分からないって話。

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こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

 

 

 

私には高校1年生と中学2年生の2人の息子がいます。

 

 

子供を持った時、友人や周りの情報からこんなことを聞いていました。

「戦隊モノを観せると暴力的になる」と。

 

具体的には、

親や兄弟に『えい!や〜っ!!』と平気でパンチやキックをしてくる。

または、お友達と喧嘩になった時に『悪者をやっつける』感覚ですぐに手が出るようになる、など。

 

友人の一人からは「戦隊モノを見せるんじゃなかった」と後悔の言葉すら聞いていた私は一切の戦隊モノを観せていませんでした。

 

 

ですから長男に観せていたものと言えば、

NHKの教育テレビのお母さんといっしょ、いないいないばぁ、ピタゴラスイッチ、なぜ?どうして?がおがおぶー!、クインテットにほんごであそぼ

そして、アンパンマン

 

 

 

こんな長男が2歳の頃でした。

トイザらスに家族で寄ったときのこと。

 

トイザらスの正面玄関には大きなカートがいくつも置いてあるスペースがありました。

 

そこに入った瞬間

「あっ!ああっ!!おぅ!おお〜っ!!!」

 

とまだお喋りができない長男が興奮気味に指を刺した先にあったもの。

 

 

 

仮面ライダーオーズ等身大パネル

 

 

それまで一度も仮面ライダーも戦隊モノも見せたことはありません。

なんなら見せる機会を作らないようにしてきました。

 

なのに、

一度も見たこともないのに、

2歳児の、

まだまともに話せないよな子が生まれて初めて見た仮面ライダー等身大パネルに大興奮。

 

 

アンパンマンを観ているときは、ただ淡々と観ていて、

気がつけばウトウト寝ていて、

いないいないばぁの普段のワンワンには無反応なくせに

ゆうくん(いないいないばぁのイベントに出てくるお兄さん)に対する時に垣間見える大人なワンワンに限ってケラケラ笑う

なぜ?どうして?がおがおぶ〜!の「がおがおぶ〜!」のところは嬉々として叫ぶのに、

その後の内容には興味を持たない。

 

 

そんな長男が2年間生きてきて初めて目をキラキラ輝かせて見つめる先には

1ミリの情報もない、

仮面ライダーが何をするキャラクターなのかも一切知らない状態で

ただ、仮面を被り、

なんだか素敵な全身スーツに包まれた

ギラっとした大きな目を持つ人の形のそれ。

 

 

人間ってすごい、と思いました。

『好きなものは好き。興味のないものには興味はない。』

人から与えられるとか与えられないとか全く関係ないんだ、

と実感した出来事でした。

 

 

そこからはあれよあれよと戦隊モノ、仮面ライダーのファンに。

 

 

風邪でお熱があるときは家で安静にしてもらうために色んな戦隊モノや仮面ライダーのDVDを借りました。

 

実家への新幹線の長旅には『テレビマガジン』『てれびくん』を買い与え、

駅に着くまで読み込んでいました。

 

 

夜寝るまでの絵本は『ぼく、仮面ライダーになる!(のぶみ作)』シリーズ。

それでも寝られないときは羊の代わりに長男と同じく歴代仮面ライダーの名前を全部覚えた私と交互に言っていく

 

 

仮面ライダーフォーゼのあたりから戦隊モノにシフト。

戦隊モノはゴーカイジャーキョウリュウジャーが一番好き。

簡単には買えないキョウリュウジャーロボットの代わりに、スポンジとフェルト、綿でロボットを手作りし、

ゴーカイジャー鍵型のパーツをコレクションするためのBOXも手作り

 

時々ウルトラマンに走れば、

九州のウルトラマンランドへ連れて行き、

ウルトラマンタロウを見ては「タロウ!タロウ!」と大興奮。

 

住宅展示場の戦隊モノのショーに連れて行ったり、

イオンの仮面ライダーショーに連れて行ったり。

 

 

これは長男のために買い集めたソフビ。

箱いっぱいのソフビ。

雑で適当な長男は

このソフビだけはいつも綺麗に整列させては眺めていました。

 

 

 

そんな下で育った次男

見ていた番組は仮面ライダーや戦隊モノ。

泣き虫で荒っぽい。

わがままでジャイアンみたい。

 

なのに今でも大事に持っているのはいないいないばぁのワンワンのぬいぐるみ。

時々見たアンパンマンジーッと大人しく食い行って観ている

機関車トーマスパーシーが好きだし、戦隊モノの図鑑よりもトーマス図鑑を観ている

 

普段見ている番組は長男が観る戦隊モノ。

なのにレゴブロックが好きで、

アンパンマンが好きで、

パーシーが好きで、

ワンワンが好き

 

 

人間って不思議。

 

 

あんなに戦隊モノの主題歌に踊り狂い、

見えない敵といつも戦っていた長男は運動が苦手

 

あんなに大人しく黙々とパズルやブロック遊びをしていた次男は

運動が得意でなんでもこなす。

 

 

次男の2歳のクリスマスプレゼントはストライダでした。

与えた瞬間乗りこなす

スピードに乗って、足を浮かせてグイングイン曲がって走り回る。

 

 

そんな次男を見た長男ストライダーを欲しがったものの、

新しいストライダーに数回乗って辞めてしまった。

 

 

聞けば『上手に乗れないから』と。

このとき長男4歳。

 

「練習しないと上手になれないんだよ」って伝えたら、

「じゃぁなんで次男は練習してないのにあんなに乗れるの?

ずるいじゃんっ!」と。

 

 

返す言葉がありませんでした。

 

 

 

息子たちは幼稚園の年中さんから公文を始め、同じ幼稚園の子が通っていた英会話教室にも通い始めました。

 

小学校4年生まで続けましたが、

長男は公文をサボる技を身につけました

英語教室はお友達と楽しく遊べるので喜んで行っていました。

 

 

次男はコツコツ真面目に公文に取り組みました。

文句をいう時もあるけれど、サボらずにきちんとこなしました

人見知りの次男は英語教室が苦手でした。

途中、トランポリンがお庭に置かれると喜んで通いました

 

 

中学受験用の塾に入り、

個別指導塾を自分で選択した長男は『頭が痛い』とよく休みました。

集団塾に変えると休まなくなりました。

お友達に会えるからです。

宿題はサボりました。

 

 

はじめから集団塾に入った次男はいつまでも人に慣れませんでしたが、

1年かけてやっとお友達ができました。

宿題は確実にこなしました

 

 

子供達は戦隊モノやトーマスらからとうの昔に卒業していました。

 

 

中学校に入り、

長男はお友達がたくさんできました

勉強は相変わらずしません。

課題すら出さないので、私たちもつい強く言ってしまいます。

 

 

次男はお友達ができるのにやはり時間がかかりました

課題はコツコツ進めます。

私たちは何も言いません。

 

 

子供の好きなことは分かりました。

長男は好きなところにも連れて行きました。

次男は『長男の好きなところ』に連れて行かれました。

 

 

 

 

今、

何が良いのか、何が悪いのか分かりません。

 

 

向き合ってきたつもりなのに、本当のところでは向き合えていなかったのでしょうか?

 

 

勉強できないのが『悪い』というわけではないのかもしれません。

けれど『自分の本分』を理解してほしい

賢くある必要はないけれど、『自分のやるべきこと』に対する努力はしてほしい。

 

 

そして、本当に自分が『好きだ!』と思うことがあるならば一生懸命そこに力を費やしてみてほしい。

ただそれだけなんです。

 

 

次男は長男に付いてくるだけでした。

長男も好きなことをさせたつもりでした。

 

次男はサッカーが好きです。

試験週間中でもストレス発散のために庭でボールを蹴っているくらい。

 

 

長男は永遠にスマホを眺め、

叱ればタブレットで漫画を読み、

暇があれば昼寝。

隙があればゲームをし、いつまで経っても辞めません。

 

 

『勉強』のことに関して言うならば、

長男はできていない。

 

 

けれどそんなことよりも何よりも、

とにかく『好きなことを見つけてほしい』

 

 

 

私は長男の『好き」が分からない。

 

 

 

いや、本当は分かっているのかもしれません。

 

寝ること、

スマホを見ること、

漫画を読むこと、

ゲームをすること、

友達と過ごすこと、

新しい環境に行くこと、

自分が知らない世界を見ること。

 

 

そして嫌いなことも分かっているんだと思います。

 

面倒なこと、

努力をすること、

怒られること、

指図されること、

ノルマがあること、

やらなければいけないのにできないこと、

努力できないこと、

頑張れないこと、

そんな自分にモヤモヤしていること。

 

そして自信がないことも。

 

 

私はどうすれば良かったのか分からない。

これで正解だったのかもしれないし、間違えていたのかもしれない。

 

 

今はまだ分かりません。

 

 

長男は次男に持っていないものをたくさん持っているし、

次男も長男に持っていないものを持っている。

 

 

長男は人に好かれる才能があり

前に立てる人間でもある。

長男が周りを明るくし

長男の笑顔は幼い頃から変わらない。

人を笑顔にする笑顔。

 

 

 

親は子供の好きを見極め、

好きを伸ばすことが大切。

 

 

これってとっても難しい。

 

 

 

いつか正解がわかる時が来るのでしょうか。

 

 

 

 

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