ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

子供達のコミュニケーションマナー

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こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

 

 

ここ最近とっても気になっていること。

 

それは「子供達のコミュニケーションマナー」について。

 

 

新年度になるとお約束のように出てくるニュースですが、

新入社員のマナーや世代間のギャップ話。

 

 

一昔前は『ゆとり世代』だとかなんだとか言っていたものが

今や『Z世代』。

 

 

Z世代とは、と書こうとしましたが、色々な面からの解説が多すぎて割愛します(笑)

 

 

何が言いたいかと言いますと、

Z世代の若者はコミュニケーションマナーに乏しい、ということ。

 

 

まず電話の出方を知らないんですって。

そりゃそうですよね。

電話なんて今やほとんど家にかかってきませんもの。

 

本当に用事がある人は携帯にかけてきますし、家電が鳴る時ってセールスや何かの時がほとんど。

 

ですから我が家もそうですが、家電に子供が出ることってほとんどないんじゃないでしょうか。

 

そうすると、「もしもし」と出た後に、先方が「◯◯(家族の名前)さんはいらっしゃいますか?」とおっしゃた場合、なんと続けて言えば良いのか単純に分からないんだと思います。

 

 

更に、メールへの返信。

例えばZ世代Aさんが他社へ予定の確認メールをするとします。

先方からお返事がありました。

その後普通ならば、お返事へのお礼を含めた内容のメールを送信すると思うのですが、

それをしないんですって。

要は自分からメールをしておいて、相手方からお返事が来たら知りたいことはもう分かったからそれ以上メールをする必要性が分からなくて、勝手にメールのやり取りを終わらせるそうなんです。

これはメールのマナーの話ですよね。

 

 

これも、結局は普段からこういうコミュニケーションしか取ってこなかったから、この子達にとっては当たり前のことなんだと思うのです。

 

 

でも、家族や友人じゃないんだから(^◇^;)

って思います。

 

 

かくいう我が家の息子たちも、私がLINEを送ると決まって

『了解スタンプ』か、

『おけ』『はい』『り』の1〜2文字の単語しか送ってきません。

 

こんなコミュニケーションしてたらそりゃぁそうなるよね〜って感じ。

 

 

 

では自分たちの頃はどうだったのか。

 

正直、『社会人的な』電話の出方は知りませんでした。

言葉使いや敬語、どんな情報を得て、どんな風に伝言すべきか、そういうことは一切わかっていませんでした。

 

 

テレビである会社の上司が「新人の仕事は電話に出ること」とおっしゃっていましたが、看護師の場合は少し違いました。

 

私の場合、初めての配属は救急室。

大した救急ではありません。

基本的に夜間休日診療所的な救急で、時々重病の方が運ばれてくる、こんな感じの救急です。

 

 

そこでは夜間、代表電話にかかってきた電話に対応します。

例えば、子供の熱、熱性痙攣、かかりつけの患者さんの相談、こんな感じの「患者さんからの電話」を受けます。

 

この電話では患者さんの状態を聞き出し、今の時間に受診すべきかどうかを答えるのですが、

これは新人には任せられません。

 

その時の主任さんがまず私たちに言ったこと。

〇〇さんの電話の出方を見て学びなさい。

言葉使い、聞き出す情報、どんなことをどんな風に伝えるべきか学びなさい。と言われたものです。

私たち新人はその〇〇さんの真似をするようになるので、ちょこっとだけクセのある言い回しも真似するようになるのですが、それも良い思い出(笑)

 

 

結局のところ、電話もメールもコミュニケーション方法も社会に出た時に先輩を見て学ぶ。

これに尽きるのではないでしょうか。

 

 

Z世代だろうと何世代だろうと、その時代に生まれ育ったのだから仕方がないのです。

分からないものは分からない。

だって知らずに生きてきたんだもの。

 

 

でも、反対に私たちが知らないことをZ世代の若者はたくさん知っているし、多様性の時代に生きてきた柔軟性も私たち大人よりも持ち合わせているはず。

 

特に上下関係が結構カジュアルだと思いません?

昔は先輩や上司は絶対!!という感じだったのが、今や自分の立場が下だろうと、それはそれとして自分の意見を言える子が増えているように感じるんですけどどうでしょう?

 

例えば、子供たちなんかを見ていますと、

小学生の頃の中学生ってものすごく大人っぽくて怖かったイメージなのに

うちの子なんて近所の公園にフラッと行っても、「誰?中学生?サッカーしよ〜」なんて声をかけられたりするんだそうですよw

もちろん近所の子なので、全く知らない子、ということではないけれど、

遊びたがる子も、遊んであげる中学生も、なんか良いな〜って思うんです。

 

中学校でのやりとりも、先輩後輩として自分の立ち位置を理解しつつも一緒に遊んだり、時にはぶつかったりもする。

 

こういうの、下手すると分別なく無礼を働く子も出てくることもあるので、それはそれで教育が必要ですが、

フラットな状態で協力したり仕事ができるっていうのはとっても大事なことのような気がしてます。

 

 

私たち大人は「何も知らないZ世代。情けない常識知らずのZ世代」などと切ってしまうのではなく、

自分たちも程度や種類は違えど、初めての時があったように

分かりやすく必要性とマナーを丁寧に伝えていく必要があるのだろうな、と強く思う今日この頃。

 

 

いつかまた、今度はZ世代が同じこと言ってるはずですから(笑)

 

 

さて、とりあえず息子たちには主語と述語というものがあってだな、ということを教えようと思いますw