こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
本日は過去の恋愛話です。
みなさん既にご存知のように、私、かなりの面倒くさがり屋です。
面倒くさがり屋なんで普段から必要に迫られないとお料理とかしない。
今は結婚して、子供がいますのでもちろん毎日やってますが、独身の頃はまさに『必要に迫られなかった』ので自分のためにお料理なんてしたことありませんでした。
以前もどこかの記事で書いたと思いますが、
お味噌汁に出汁を入れることすら知りませんでしたからね😅
お恥ずかしいw
そんな私が夫と出会う前のお話です。
私は21歳。
短期間ですがお付き合いした男性がいらっしゃいました。
その男性の年齢はもう覚えてませんが、結構年上だったと思います。
上京して、一人暮らしを始めて、自炊もまともに覚えぬ頃に出会いました。
なんだっけ?合コンだっけ?
忘れましたけど(笑)
で、その方、サラリーマンをされている方だったんですが、学生時代にレストランでバイトをしていたんだそうです。
ですからお料理が得意とのこと。
ある日仕事終わりにその方のお家にお邪魔しました。
お家は東京寄りの千葉にあるマンション。
バスで30分かかりました。
家に到着すると漂う良い香り。
聞けば「シチューを作ってる」とのこと。
コンロに乗せられた大きなお鍋には丸のまんまの玉ねぎや、大きな具材。
そこにニンニクも入れて茹でられていました。
「わぁ〜すごいねぇ!!」なんて言いながら横で手伝うことはないかと聞きますと、
彼に「牛乳入れてくれる?」と指示を出されました。
私は冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、封を開け鍋に投入。
すると、
「え、ちょっとちょっと!普通、牛乳って振ってから入れない?!」と言われました。
再度念押ししときます。
この時の私21歳。
まだまだかわいい純粋な田舎者。
自炊もしなければ、牛乳を振って開けた記憶は一度もないし、そんなこと教えられたこともない。
「牛乳って振ってから入れない?」
そう指摘され焦った私は
「あ、そうなの?ごめん!」と謝りながら、その牛乳を振ってしまいました。
はい。
みなさんのご想像通りです。
一度封を開けて振られた牛乳は、パックに満杯に入っていたものですから封の隙間から溢れ出て、ビチャビチャっと飛び散りました。
私パニック。
「うわ!ごめんなさい!」と謝ると、
彼は、
「ちょっと勘弁してよ。
コンロの隙間に牛乳入っちゃったじゃん。これ絶対後で臭くなるよね?」
と舌打ち混じりにめちゃくちゃ不機嫌に。
正直自分で『蓋開いてるのに振るとか自分アホだな』と思いつつも、ここまで怒られると思っていなかった私は意気消沈。
「ごめんなさい。。」
と謝るも、雰囲気最悪。
その後、出来上がったシチューを頂きましたが味は覚えておりません(笑)
ちなみにその彼、言っちゃ悪いが服のセンスがマジ皆無。
けれどそれなりにこだわりがあるようで、どんな服にも靴はプーマの赤いスニーカー。
本人曰く
「差し色がおしゃれでしょ?」だそう。
『着方によってはおしゃれだけど、基本いつもあなたは変だよ』って思っていたけれどわざわざ言いませんよ。
趣味は人それぞれですしね。
けれど、
「このコートすっごくカッコよくない?ヨーカドーで見つけたんだよね。ちょうどセール中で安くて良いもの買えたよ〜。」
と満足そうに言った後、
「でもさ、この前食事中に店員に水こぼされちゃってさぁ。
クリーニング代請求したよ。3000円。
買ったばかりのコートなのにさ。」
って声を大にして言ってきた時にはドン引き。
『いや、ヨーカドーのセール品でしょ??
それも水でしょ!?
っていうか、そこまでこだわるほどのデザインでもないでしょうよ!?
ただのグレーのよくあるサラリーマンコートじゃんw
クリーニング代とコートの金額の比率どうなってんのよ!?』って。
けれど、まだまだ恋愛に慣れていない小娘の私。
「あ〜そうなんだ。大変だったね。」と苦笑いで流しました。
そして別の日。
今度は外で食事をすることに。
その日のその彼は相変わらずお気に入りのグレーのヨーカドーコートと赤いプーマを履いてやってきました。
食事場所はバーミヤン。
私の地元にその頃はまだバーミヤンは存在していませんので、私からすると人生初のバーミヤンでした。
メニューにはその頃流行り出した『黒酢』のメニューが。
彼も『黒酢』は食べたことがなかったようで、彼チョイスで『黒酢の酢豚』的なものを注文。
今でこそ黒酢の味は分かりますし、美味しいことも知っていますが、あの時初めて食べた黒酢の味に私たちは戸惑いました。
そして彼は言いました。
「まずい」
今では黒酢大好きな私ですが、正直あの頃は黒酢の味を知りませんでした。
想像していた酢豚の味と異なっていたという衝撃を受けたことは確かです。
けれど、食べたことないのだから他の料理と比べようがないわけです。
『黒酢料理として、これが美味しいのか不味いのか』を知る由もない。
なのに、彼は店員さんを呼び出し、
ツンとした態度で
「これ、不味くてこれ以上食べられないので下げてくれます?」と料理を下げさせたのです。
バーミヤンで(・∀・)
店員さんもびっくり。
これを目の当たりにした私は、
もう無理だと思いました。
そして同時に、
早く親友ちゃんに話たい!!!
めっちゃ笑えるんですけど〜!!って心境(笑)
が、この頃の私は自分の中に決めていることがありました。
今で言う「カエル化現象」って言うんですかね?
何故か急にスッと冷めちゃってお付き合いが長く続いたことがなかったんです。
長く続いた試しがない故に、
もしかしたら結論を出すのは時期尚早なのでは!?
まだ相手の良いところが見えてないだけでは!?
と反省することが少々重なっておりました。
ですから、次の交際は少し自分を我慢してでも長めに頑張ってみようと決心していたのです。
というわけで、
こんな奴、こっちから願い下げ案件なのにも関わらず何故かしばらく様子を見ちゃったわけなんです。
そしたらなんと、
数日後、向こうから別れを切り出されました😅
泣きました。
涙が止まりませんでした。
悔しくてw
こんなヤツに振られるなんて!!!って悔しさが止まらなくて(笑)
泣いている私を見て彼は言いました。
「もし、今度〇〇(私)が俺を街で見かけたらどうなるかなぁ?
その時、俺がインプレッサ乗ってたら(こやつがずっと欲しがっている車)どうする??
俺に声かけられると思う?〇〇が緊張して無理かもね😏」
なんてほざきやがってアイツ!!!
インプレッサだぁ!?
知るか!!!(インプレッサに罪はありません🙇)
と書きながら腹が立ってきましたw
その彼、自分で言ってました。
会社の同僚や弟に『鬼畜な人間』だとよく言われるとw
鬼畜:鬼畜生も同然の、人間らしい心を持たない者
私はこの経験を通して「鬼畜」という言葉の意味を学びました( ´ ▽ ` )笑
ちなみに、
この彼の次に出会ったのが今の夫ですが、
夫の家で油で炒め物をしたフライパンに水を張っていたものをガシャーンとこぼしたことがあるんです(我ながらやらかしすぎ😇)
それを見た夫は優しい笑顔で
「あ〜あ」って言ったんです。
怒られる!!と焦ってビクビクしていた私に
「ちゃんと拭けば大丈夫だから」と言って一緒に手伝ってくれました。
神🌟
※おまけ
鬼畜彼氏と別れた2年後、まさかの目黒駅で遭遇。(恵比寿駅の隣の駅です)
彼は同僚と一緒にいたところに私が改札を出てきたという場面。
<ここで補足しておきます。
彼は普段から自分のマンション(賃貸で家賃が高い)自慢もしてましたし、働いている会社が恵比寿にあるっていうことも自慢してました🙃>
お互いに目が合ってしまい、私は内心『うわっ🤮』と思っていると、
ニヤけたその人は「え、なんでこんなとこにいるの?」と声をかけてきました。
きっと彼のことですから『私が自分を追ってここらへんでウロウロしている』とでも考えてたんではないでしょうかね(💢)
「え、、結婚してここ(目黒)に住んでるから」という私の答えを聞いたその人の顔からは一気にニヤけ顔が消失。
「あ、そうなんだ、、」と渋い顔になってました(笑)
その後も夫と楽しく飲んで帰ってる道中にも道端で会いましたけどね😜
そんな私の鬼畜な人エピソードでした(笑)
牛乳のシミや匂いには重曹がおすすめだそうですよ!!!(笑)
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