こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
私、実はボイラー技師免許を持っています。
けれど、私の職業は看護師です。(今は働いていませんが)
看護師なのにボイラー技師免許。
不思議ですよね。
私が国家試験を受ける時代は、まだ働きながら学校に通ったり、専門学校に通ったりが一般的で、大学の看護学科に行って資格を取る、というのは今ほど多くありませんでした。
ですから、私は専門学校卒業。
細かく説明しますと、まずは高校から看護科のある高校に入学しました。
卒業時には准看護師の国家試験を受けて、合格すれば高校卒業時に准看護師の免許を持って卒業できる。
高校卒業後に准看護師として就職する子もいれば、専門学校の2年制に入り正看護師を目指す子もいます。
私は後者の専門学校で正看護師を取り、就職という流れでした。
ではなぜ必要の無さそうなボイラー技師免許を持っているのか。
私が通っていた高校には色々な職業科があり、その中の一つに建築科がありました。
ある時、厳しい厳しい看護科の担任が
「看護師も滅菌室で働くにはボイラー技師免許が必要なので、取りたい人は取ってください。」と目の圧力が『希望しないとどうなるか分かってんだろうな(女性の先生です)』くらいのプレッシャーをかけて提案してきました。
どれだけ厳しいかというと、
mendokusainoyada.hatenablog.com
このくらいの厳しさ😅
ボイラー技師の免許を取らせる理由として、
私が高校生の頃に行っていた実習先には滅菌室という器具を滅菌する部屋があって、そこには責任者となる看護師さんもいました。
要は担任はその部署に配属されても強みになるよう、就職活動に有利なようにボイラー技師免許を取ることを勧めてきたわけです。
まぁそんなこんなで、担任の圧力に負けた、更にボチボチ成績の取れている生徒が10数人選出されました。
なぜ、選出する必要があったのか、ここでも担任の思惑がありました。
ある日廊下を歩いていると、担任が声を掛けてきました。
「あなた、絶対合格してね。建築科の先生に看護科が受かるわけないって鼻で笑われたの。良い?期待してるわよ。頼むわね。」
と、更なる圧力😫
もうさぁ、これさぁ、パワハラだと思うんだよねぇ。(チョコプラ風坂上忍)
教師の都合に生徒を使うな!!
ただ、それでも私は勉強しました。
なぜなら他にも理由があったから。
その頃、私の兄は工業高校三年生。
まさしく、「ボイラー技師免許を取れ!」と学校に言われておりました。
そして、2回既に落ちていました。
さぁ、ここで負けず嫌いの本領発揮です。
兄ちゃんが落ちたんなら受かりたい(笑)
夏休み、特別講習が学校で開かれました。
私からするともうお爺さん、そんな男性が講習をしてくださいました。
まずはテキストを開き、「今から言う番号だけにとにかく印を付けてください。」と。
言われるがままに選ばれた問題のみに印を付けました。
そして、「その問題だけとにかく勉強をしなさい」とのこと。
もちろん座学の他にも近所の工場へ出向き、担当の人の話を聞くだけではありますが、建築科の生徒に混ざって必要な実地研修も行いました。
結果はどうだったか。
看護科では唯一、私だけ合格でした💮😏
いやぁ、ここ、私の人生のピークでしたね笑
担任からは「面目が保てた!」と喜んでもらい、更にはいつも私を虐めてくる兄をギャフンと言わせた訳ですから⭐︎
その後、兄がコツを聞いてきました。全く同じテキストなのに何故一発合格なのか、と。
私はめっちゃ上から目線でテキストを譲ってあげました。
「とにかくその問題だけやっとけ、このヤロー」なんて事は言いませんでしたが(笑)
結果、兄も合格💮
高校を卒業し、専門学校で正看護師を取って上京。
大学病院に就職した私は1番始めに何を思ったか。
それは、
就職先に滅菌室、無いじゃないか!!!
滅菌、全て外注でした。😅
よって、私のボイラー技師免許は一度も使われる事なく、もう免許証すらどこにあるかも分からないまま、恐らく実家に眠っています。
もうボイラーのこと、1ミリも覚えてません😅
なんちゃら弁っていうのがあった気がするな、程度。
今調べたら、どうも2級は期限無いんですって。
だから、私、一応まだ有効なボイラー技師免許持ってます(笑)
じゃぁ、2級って一体何ができるのか。
調べてみました。
ここ最近は安全で簡単な良い機械が増えてきたので、2級の出番はほとんどないそうです😭
けれど、この上の1級や特級の資格を取るためには厳しい受験資格の条件があるようで、その資格を取るためには持っておいた方が良いみたいですね。
(下記参照)
一級ボイラー技士を受験する場合、以下のどれかに該当しないと申し込みすらできません。
・大学や高等専門学校、高校、専門学校でボイラーに関する学科を履修し、1年以上の実地修習を経験した方
・エネルギー管理士(熱)免状を持っており、1年以上の実地修習を経験した方
・海抜士(機関1級~3級)免許を受けた方
・ボイラー・タービン主任技術者(1種又は2種)免状、または汽かん係員試験に合格しており、伝熱面積の合計が25平方メートル以上のボイラーを取り扱った経験がある方
はじめから特級ボイラー技士を受ける場合は実地修習が2年以上、海抜士3級や汽かん係員試験は対象外というように、さらに条件が厳しくなります。
これに対して二級ボイラー技士は、誰でも受験できます。二級の免許を持つ方は一級を受験でき、一級の免許を取れば特級の受験資格が得られます。加えて二級の免許は試験合格に加えて、ボイラー実技講習を受けることで取得可能。
実務経験が無い方でも問題ありません。
このためボイラー技士を目指す方は、二級から始めましょう。二級→一級→特級と、順番にステップアップすることをおすすめします。(日本建設情報センターHPより)
ということなので、この先私が更なるボイラー技師の高みを目指す時がくれば、2級技師免許は取っておいて良かった、となることもあるかもしれません😅
まぁ、とにかく、この一連の話の中で何が1番言いたいかと言いますと、
『講師のお爺さんがとんでもなく敏腕講師だった』
ということです☺️
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