ハピチわブログ

面倒くさがり屋の主婦です。チワワと楽しいことをたくさんしたい!そんなブログです。

病欠。学生時代は休めと言われていたのに、社会人になった途端に責められるんならもっと早く教えといてよって話。

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こんにちは。

面倒くさがりの主婦です。

日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。

 

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ここ最近、全国的に病院のストライキや閉院、医師の集団辞職などのニュースを聞く機会が増えました。

 

他の職種の方がどうかは分かりませんが、本当に病院っていつも人員不足ですよね。

看護師だった私。

『人員不足だからいつでも働き口がある』っていうとその通りなのですが、

『一度入ったら最後』みたいな職場は絶対に選びたくない。

 

 

 

まだ都内の大学病院で働いていた時のことです。

3年目に入り、勤務する病棟が変わりました。

就職してからは特に大きな病気もなければ風邪も大して引いていなかったのですが、一度かかるとなかなか治らないのか、

短期間で結構な風邪を引いてしまいました。

 

 

朝起きると体温38.5度。

喉が激痛。

頭はフラフラ。

かなり辛い。

 

 

仕事場に電話し、申し訳ないが休みたい旨を伝えました。

すぐに主任さんから折り返しかかってきた電話は、

「勝手に休むことを決めるな。」

でした。

「熱があるから休みます。なんて通用しない。」

「無責任だ」

こういうお話です(T ^ T)

 

 

病棟ではその日に担当する患者さんが決まっています。

大体はその日に出勤しているトップの看護師が決めます。

私はまだ病棟に移ったばかりでしたので受け持ち患者さんは多くはありませんでしたが、毎日受け持ち患者さん+(プラス)他の担当する患者さん数人がいらっしゃいました。

 

というわけで、

要は私がこんな風に休むと、私が担当する予定だった患者さん達を他のスタッフに振り分ける必要があるわけです。

ですから急な休みは困るんですね😫

 

 

これはものすごく理解できる。

 

けれどもそんなこんなで熱は39.5度。

まともに頭も働きません。

 

 

というよりも、今でこそ熱があれば無理して来ないように。

人に移さないよう自粛しなさい、みたいな風潮ですが、

それまで学生をやっていた時には

「熱があれば休む」のが普通だったものが

社会に出ると急に

「熱があっても勝手に休むな」に変わるわけです。

女性のお化粧もそうですけど、学生からのルールが社会に出るタイミングで変わりすぎだと思いません??笑(^◇^;)

 

 

就職して初めての病欠でした。

それまでこんな風に休んだことは一度もありません。

多少の風邪ならこんなに簡単には休もうと思いませんが、その日は本当に辛かった😭

 

けれど電話口でそんな風に言われ、かなり落ち込んだ私_| ̄|○

その日は仕方がないからとお休みを1日もらいましたが、扁桃腺の炎症は1日ではなかなか治らない。

近所の病院で薬を貰うも、次の日の夜勤日にも発熱は治らず( ̄▽ ̄;)

 

 

夜勤は3人体制。

16:30〜朝の8時までです。

 

少ない人数ですし、急な交代は難しい。

ですからロキソニンを飲み仕事場へ。

正直病棟の夜勤は急変がない限り、時々のトイレ介助と点滴の交換、

あとは術後の患者さんの管理だったりするのでそこまで忙しいことはない。

ですから乗り切れると思っていました。

 

夜勤中、ボルタレンの坐薬を使い熱をコントロール

どうにか朝まで乗り切りました。

 

そしてそれで治ったと思ったんです。

 

 

けれども2週間後、また同じような風邪を引きました。

きっと免疫力が低下していたんでしょうね。

 

 

体温38.6度。

その日は休日の日曜出勤日でした。

産婦人科病棟でしたので基本寝たきりの患者さんはいらっしゃいません。

日曜日ですので家族の面会者も多々来院。

 

 

廊下で談笑する患者さん。

 

 

坐薬を入れて、熱をコントロールし、マスクをして働きます。

廊下をせかせかと動きながら「今の私、この患者さんたちより体調悪いかも」なんて思いながら、高熱でどんどん溢れてくる涙。

視界が狭まり、顔は熱い。

涙が止まらないままに点滴を交換し、オムツを替え、体を拭く。

マスクを目のギリギリまで上げて隠しました。

 

 

もうね、

「勝手に休むことを決めるな」なんて事言われたら怖くて具合悪いって言えないですよ。

目の前で「だから?何?休みたいってこと?」なんてことを言われるのがオチですからね。

先輩が気付いてくれるのを待つしかない😅

 

 

 

そんな思い出(^^;

 

 

 

 

社会人になって働き出すと、みんな一度はこういう経験されると思うのです。

どうしても休めない会議。

どうしても休めない仕事。

仕方のないことですよね。仕方のないことです。

けれどこんな時に休むのはやっぱり甘えなんでしょうか?

責任感がないからでしょうか?

正直こんな状況で仕事して、『ミスしないでね!?』って方がなかなか難しいのではないかと思うのです。

 

 

この事とは別に、

知り合いからもらった海外のジャーキーが当たって腹痛と嘔吐、下痢に見舞われたことがあります。(この話、また今度書こうw)

 

朝、どうにか駅まで辿り着いたものの吐き気が我慢できなくて途中下車。

やっとのことで勤務先に着いてもお腹は痛いし吐き気が止まらない。

 

申し送りが終わったらすぐさまトイレへ駆け込む。

そんな状況。

主任さんに事情を伝えると、吐き気を止めるべく内科受診するように言われ時間をいただきました。

仕事の合間に行けるよう、内科外来へ連絡し順番になったら呼んでもらいます。

 

とにかく吐き気を止めたい、とのことで普通ならば500mlほどの点滴と一緒に時間をかけて入れる吐き気止めを静脈注射で入れられました。

初めての経験なので想像もできませんでしたが、どうなったと思いますか?

 

 

 

ものすっごい眠気(°▽°)

今すぐここで倒れてしまうのではないか、というほどのこれまで経験したことのない眠気です。

ほんとに頭が無になるんです。

気を抜けば脳みそが夢を見てる、そんな感じ。

 

 

ただ、この日私は回診当番でした。

最近の状況は分かりませんが、当時の回診当番は病棟の患者さんのカルテを持って、回診車を引きつつ、回診担当の先生と共に各病室を回るんです。

 

そこでは医師が術後の消毒をしたり、今後の方針や薬の変更等を指示します。

ですから、この当番に当たった看護師は医師の横で消毒や傷のチェックの介助をしながら、各患者さんへの指示を漏れなくメモしていかなければなりません。

 

 

ですから本当は回診当番を交代していただけないかと主任さんには相談したのです。

そしたら『内科受診して吐き気止めて来ぃって話』になったわけなんですけども☺️

 

 

ですから私はとにかく吐き気を止めなければならなかった。

けれど今度は倒れそうなほどの強烈な眠気

何度も何度も意識をはっきり立て直そうと自分を律し、薄れゆく意識の中で(笑)それは必死に食らいつきました。

 

 

無事回診を終え、メモをまとめていると今度は強烈な低血糖症

呼吸は浅く、手は震えるし、脱力感も半端ない。

もうこれは我慢できないと、主任さんがいない間に先輩にお願いし、一瞬だけ控室に。

そこにあったお菓子を数個急いで口に入れ、また仕事に戻ったのでした。

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

 

 

 

食あたりですから自己責任と言えば自己責任ですが、正直あれは大変だったなぁ(^◇^;)

 

 

 

 

でも思うんですよね。

これだけギリギリな人員ってどうなの?って。

いつもみんながみんな完璧な状態で仕事に臨めるわけではないと思うのですよ。

勿論十分に気をつけていても、です。

ギリギリだから柔軟性がないし、具合の悪い人を責めるんです。

 

 

正直、人員だけの問題であれば単純明快、人員を増やせば良いのだから問題解決できるよね?って思うんです。

けど給料も安ければ人員も少ない

同僚や上司からはイジメやパワハラを受ける。

辞めたくても簡単には辞めさせてもらえない

始まる嫌味

すぐそばの失われそうな命への責任

そして具合が悪くて休むことを無責任だと咎められる環境

 

さらに言えば結婚報告すると、「妊娠はまだ控えてね」と言われ、実際に妊娠すると「マジかよ」って顔をされる。

要は結婚妊娠は看護師にとって祝われることではないんですよね。

無責任なんですって。

 

 

確かに1年目、2年目でやっとこれから独り立ち、というタイミングで仕事を辞められるのは困るのかもしれません。

実際に辞めていく彼女達が次に働くとしたら大した技術が身についていないがために苦労するかもしれない。

けれど、ここで戻って来やすい環境があれば、産後また戦力として戻って来てくれるかもしれない。

そもそもこんなんで少子化改善なんて絶対にされないし、新しい命が誕生することを命を扱ってる人たちに責められる環境ってどうなんですかね?って思います( ̄^ ̄)

 

 

あ、ちなみに私は田舎に帰ってからの妊娠でしたのでこんな風には言われてませんよ。

ですからあくまでも私の考え、です(^_^)

 

 

どんなお仕事でも、

その仕事を選んだきっかけや目的がなんであれ、人がとやかく他人の人生を批判することに私は納得がいかない、そういうことですw

仕事に対する責任は勿論大切ですよ。

お金貰った時点でプロとして仕事に邁進すべきだとは思います。

 

けれど、自分の人生なんだから

結婚したって良いじゃん、妊娠したって良いじゃん、「元気な赤ちゃん産んでまた戻ってきてね」って言ってあげてほしいなぁ。

 

戻ってくるかは別として(笑)

 

 

 

こんなんで働きたがる人いないよね。

人員が増えるはずないよね、って思います。

 

 

 

 

私は病棟へは二度と戻れません。

 

どうにかならないものかなぁ〜😅

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました!