こんにちは。
面倒くさがりの主婦です。
日々、苦手な家事に奮闘しながら生活しています。
年末年始、
この時期、子供達が外に遊びに出る際は口を酸っぱくして言い聞かせていることがあります。
それは交通事故に気を付けること。
いつも気を付けるべきですが、この時期は特に。
何故なら、
帰省中の運転慣れしていない初心者の人や、普段車で出てこない高齢者がお正月の買い物や何やらで出てくるから。
そして何かと気忙しく、みんな気持ちが落ち着かないので余計にリスクが高くなると考えているから。
普段なら気を付けられる事もできなくなる可能性が高くなります。
ですから、しつこいくらいに毎回子供達にはこれを言い聞かせて見送っています。
「イヤホンをするな。
耳を澄ませて前だけじゃなく後ろや横も注意しなさい。
横断歩道も青信号だとしても、きちんと両サイドの車が停止したことを確認してから渡りなさい。
信号待ちはガードレールの内側でしなさい。
自分が気を付けていても車が突っ込んでくるかもしれないんだからね。」と。
言われている方はうんざりかもしれませんが😅
ちなみに我が家の車は9年目。そろそろ買い替えの時期かな、と思っているのですが、
実はこの車、納車1ヶ月で事故に遭っています🚗
年始早々にあまり良いお話ではないかもしれませんが、注意喚起も含めて今回はその事故のお話。
ある日スーパーで
ある日の平日、私は一人でスーパーに。
その日は結構な雨が降っていました。
買い物を済ませレジを通っている最中に
「お客様のお呼び出しをいたします」とアナウンスが。
こういう時の悪い予感って不思議ですよね。
一瞬のうちにザワザワが広がる感じ。
「お車のナンバー○○○○の〜」
『うちの車だ、、、』
悪い予感はやはり当たってしまいました。
ちょうどレジが終わったところでしたので急いで駐車場に戻りました。
すると、私の車の1m前に不自然な位置で止まっている車が。
そしてその横には70代後半くらいの女性が立っていました。
警察を呼ぶべきか迷う
私が戻ると、その女性は自分の両手を使い、
「買い物から戻るとね、こんな風に(両手の先をくっつけ合って)こんな風になってたの。」と。
正直思ったことは、
『言ってくれて良かった。』です。
小さなスーパーですし、駐車場も野晒し。
雨も降っていたし、言ってくれなかったらそのまま私は気付かずに帰っていたことでしょう。
何故なら、どこを探しても傷が見当たらないから。少しの凹みも見つけられない。
我が家の車は白。
雨に打たれて微妙な光の加減も分からない。
女性は
「私の免許証の写真撮っておいて、何かあったら連絡してくれる?」
とそのまま帰ろうとされていたので、念のため仕事中の夫に電話をしました。
(この間、雨に濡れてしまうのでそれぞれの車の中で待機してもらうことにしました。)
夫は
「後々どうなるか分からないから警察を呼んで。傷が見えなくても呼んで見てもらっておいて」
と言うので警察に連絡をさせていただきました。
すると警察は雨のせいか現場に向かうまでに時間がかかってしまうとのこと。
可能であれば警察署まで来てほしい、とのことでした。
女性のパニック
それを伝えるために私は車に載せていた傘をさして女性の元へ。
女性は誰かに電話連絡をしている途中でしたが、私の姿を見るとドアを開け、片足を出して車から降りるそぶりを見せつつ依然座ったままで『ちょっと待ってね』というジェスチャーをしています。
女性の電話が終わるまでそのまま車の横で待っていると、
なんと!
少しずつ車が動き出しているではありませんか。
女性はサイドブレーキを引いていないのです。
更に車のドアは開いたまま、女性は片足を外に出したままで!
(ってことはフットブレーキも踏んでいない!😭)
「車!動いてますよ!車!!!動いてます!!」
この私の発言にもすぐに理解が追いついていない様子。
まず車が動き出していることにも気付いていないようなのです。
フットブレーキも、サイドブレーキも何もブレーキがかかっていない。
けれども女性はパニックに陥ってしまったようですぐに対処できない。
幸い、手取り足取り伝えたからか、ほんの少し動いただけで無事止めることはできました。
それから女性にはサイドブレーキを確実に引いてもらい、警察には今起こったことを含めて事情をお話しし、「時間がかかっても駐車場で動かずに待ちます」ということで来てもらう事にしました。
警察到着
警察の方がいらしてからは雨も益々強くなっており傷が見つけられない。
運の悪いことに、ドライブレコーダーを後付けにしようと思っていた私の車にはまだこの時点ではドライブレコーダーが設置されていない。
ですので警察の方には私が目で見た事実しかお話しできませんでした。
女性はほとんど覚えていないとのこと。
さっき私に話した内容もすっかり忘れちゃった(?)
ということなので、「(先ほどの女性の両手をコツンと当てたジェスチャーを用いながら)こう説明されました」と警察にお伝えしました。
結局、ほんの少し傾斜のあった駐車場で私の斜め向かいに止まっていた女性がサイドブレーキを引かずに買い物に出てしまったため、緩やかに車が動き出しコツンとぶつかってしまったのではないか、ということで10:0で女性に修理していただくこととなりました。
(女性の車はエンブレムが取れていました)
斜め向かいなのに、なぜにカーブして私の車めがけて来ちゃったんだか🙃
その頃女性は
このやりとりの間にも女性は雨に打たれながら警察の方とお話をされているので、私が傘を差し出し、女性を傘に入れてあげました。
そして女性の
「この車、2ヶ月前に買ったばかりなのに」というセリフに
そんなこと知ったこっちゃね〜よ!なんていう思いをグッと飲み込みながら
「あ〜そうなんですね。うち、買って1ヶ月です。」
と答えておきました😇
次の日
結局、次の日の晴れた日中、夫が車を確認しますとしっかり凹みと傷ができていました。
色々とツッコミどころのある女性でしたが、心から『正直に話してくれて良かった』と感謝しました。
(私が夫に怒られるところでした😇)
車はバンパーごと替えていただきました。
女性の保険屋さんからお電話をいただいたので、
「女性は大丈夫ですか?昨日はとても動揺して見えましたが大丈夫でしょうか?」
と聞いてみました。
すると、「息子さんからもう運転はやめなさいと止められ、本人ももう運転はやめた方が良いと判断し免許返納する予定だ」ということでした。
まとめ
田舎の70代はほとんどの方がまだまだご自分で運転します。
そうでないと病院にも買い物にもスムーズに行けないからです。
けれども高齢になると間違いなく判断能力は鈍くなるし、パニックに陥る可能性も高くなると思います。
今回は小さな傷で済みましたが、もしかすると大きな事故を引き起こす事にもなっていたかもしれません。
「免許返納するのは困る」という方もいらっしゃると思いますが、ぜひ年齢だけではなくご自分の判断能力も含めて考えていただきたいと思います。
そして私自身にも言える事ですが、ご自身だけでなくご家族の運転能力、咄嗟の判断能力も見つめ直す機会を持つことが大切だと思いました。
あの駐車場に、
車が進んできた先に、
巻き込まれてしまうような小さなお子さんや他のお客さんがいなくて本当に良かったです。
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最後までお読みいただきありがとうございました!